蔓紫(つるむらさき)

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蔓紫に含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 150 0.5 210 3000 0.03 0.07 41 2.2
一日
所要量
500〜600 12 2000 1,800〜2,000 0.8〜1.1 0.1〜1.2 100 20〜25
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

蔓紫に含まれる栄養 効用

緑の野菜。カロテンが豊富に含まれてます。カロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは抗酸化作用、皮膚や粘膜の健康維持に◎。ビタミンCで、免疫力アップ、風邪予防、ビタミンKは骨の形成を促します。

つる紫は、熱帯アジア原産のつる性植物。ツルムラサキ科のつる性一年草。若苗を食用とし、また観賞用に栽培しています。

全体に多肉質、茎は長さ1.2mに達し、紫色を帯びています。日本では、古くから染料として利用されてきましたが、40年代頃から野菜として栽培されています。鉄、ビタミンK、β-カロテン、マンガン ビタミンA、ビタミンC等が、含まれています。

蔓紫は、福島県、宮城県、山形県の東北3県で盛んに生産され、合わせると全国の約6割を生産しています。 非常に栄養価が高い緑黄色野菜で、豊富にβ−カロテンを含んでいます。その他ミネラルやカリウム、マグネシウムと骨を生成する上で欠かせない成分であり、骨を丈夫にし、健康を維持します。

家における保存方法

蔓紫はむき出しで置いておくと萎びてしまいます。濡らした新聞紙などで包み、袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。

野菜は基本的に生えたままの状態を維持することで長持ちします。蔓紫も保存の際は本来あった状態で、根の部分を下にして立てて入れておくといいでしょう。茎も曲がらず鮮度を保ちます。

使う際にはホウレンソウなどと違い、茎が太いので下茹での時は葉と茎を別々にして茹でましょう。炒め物や揚げ物で使う際には下茹でしなくても大丈夫でしょう。

店における食べ頃

3月から11月頃まで収穫されますが、夏野菜のため美味しくなる旬は6月〜8月頃になります。福島県、宮城県、山形県の三県で全体の約6割を生産しています。

原種は薄い紫がかった茎をしていますが、市場に現在流通しているものはこの紫がかったものと茎が緑のものの二種です。葉が陽の光を浴びて濃い緑色をしており瑞々しくシャキッとしていて、触った時に肉厚なものを選びましょう。

葉と茎を食用とする緑黄色野菜で、独特のぬめりと香りを持っています。他の葉野菜に引けを取らない、非常に栄養価の優れた食材です。

家における保存方法

実にまだ緑色の部分が視認出来るものはまだ完熟していません。その場合は温室に置いておき、全体が赤くなるまで追熟させましょう。

完熟しヘタの付け根まで真っ赤になったトマトは、ビニールやポリの袋に入れるもしくはぴったりとラップをして、野菜庫に入れましょう。その際はお尻が潰れないようヘタを下にして入れておきます。

トマトの皮を剥きたいときは湯むきをしましょう。沸騰したたっぷりの湯の中にヘタをくり抜いたトマトを丸ごと入れ、10秒ほど転がしてから取り出し氷水に落とします。これにより皮が簡単に、綺麗に剥くことが出来ます。

店における食べ頃

通年で見ることが出来ますが、味的に最も旬と言えるのは春〜初夏の時期と秋になります。この時期の、日光をたくさん浴び比較的乾燥した気候で、トマトは糖度と栄養価を高めています。

産地や品種、栽培方法で味が格段に変わってきます。一般的では、角ばっているものや凹凸があるものには、中が空洞になっていたりゼリー状の部分が多いという傾向があります。出来るだけ丸く表面がツルツルしていて、重みを感じるものを選びましょう。

トマトのお尻の先から、上のヘタに向かって何筋も放射線状に筋が現れているものがあります。水分を減らされ糖度を上げている証拠なので、筋の多くあるものを選びましょう。ちなみに糖度が高いトマトを、水に入れると沈みます。一緒に覚えておきましょう。

蔓紫レシピ

材料
蔓紫 ひと袋
梅酢 大匙2杯
梅干し 1個
ごま油 大匙1杯
ゆず胡椒 小匙1/2
手順
  1. お湯を沸かします。洗った蔓紫を葉と軸に分け、軸から先にお湯にいれて茹でます。ザルに取ってそのまま冷やします。
  2. 軸を斜めに薄く切ります。葉も2.3cm幅にきります。
  3. 梅干しの種を取り除いて、包丁でたたくように細かく切ります。
  4. 梅酢と梅、ごま油、ゆず胡椒を混ぜ合わせ、その中につる紫を入れて混ぜます。盛り付ける時に梅干しを飾ってもきれいです。

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