モロヘイヤ(もろへいや)

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モロヘイヤに含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 260 1 530 10000 0.18 0.42 65 5.9
一日
所要量
500〜600 12 2000 1,800〜2,000 0.8〜1.1 0.1〜1.2 100 20〜25
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

モロヘイヤに含まれる栄養 効用

緑の野菜。野菜の王様と呼ばれるだけあって、各種栄養素が豊富に含まれていてバランスも良いです。ビタミンCが、風邪予防、免疫力アップ、老化防止に◎独特のぬめり成分ムチンが体内の有害物を吸着して排泄してくれる作用があり、大腸がん予防に◎。鉄分も豊富で、貧血防止、高血圧防止。

モロヘイヤは、30年ほど前、日本に紹介されはじめた比較的新しい健康野菜です。中東地域では、古くから食用に使われ、名前の由来もアラビア語の「王様だけのもの」という意味だそうです。

栄養面では、ホウレン草と比べてもビタミンAは約2倍(50gで一日に必要なビタミンAの所要量を摂取できます)、カルシウムは約5倍、ビタミンEの含有量は野菜の中ではナンバー1。強い抗酸化作用で血液をさらさらにして血栓を防ぎ、癌や動脈硬化の予防、老化防止に有効です。

B群としては、B1、B2、B6も豊富に含まれ、タンパク質の再合成を助け疲労回復に役立ちます。
モロヘイヤは、刻むと粘り気が出ますが、その正体は、おくらや山芋に含まれるムチンという成分です。

糖タンパク質の一種であるムチンは、消化酵素としてタンパク質の分類、吸収を助けると共に、その解毒作用で肝臓を強化し、胃潰瘍などを予防してくれます。

家における保存方法

買ってきたら湿らせたキッチンペーパーなどで包み、ビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に入れておきます。

長期保存をする場合は冷凍保存も可能です。その場合は湯通しする程度にサッと茹で、水をよく切って保存袋に入れなるべく空気を抜いて冷凍しましょう。

独特の粘りを持つ野菜なので、他のネバネバ系の食材と組み合わせて使うと美味ししでしょう。若い葉は生のまま刻んでも食べられますが、シュウ酸を含んでいるため一度下茹でしてアク抜きした方が無難でしょう。

店における食べ頃

モロヘイヤは暑い地域が原産の草木になります。国内では夏が成長期で収穫の時期でもあります。旬が6月頃〜9月頃で、これはホウレン草や小松菜などの青菜類が不足しがちな時期になります。

葉の緑色が濃く鮮やかで、活き活きとしているものを選びましょう。切り口が黒っぽく変色していないものが良いでしょう。茎はあまり太くないものを選びましょう。茎が太すぎると硬くなっていることが多く、硬いものは茹でても口に残ってしまいます。

モロヘイヤを使っレシピ(COOKPAD参照)

万能モロヘイヤ

材料
モロヘイヤ 一袋
長ネギ 7cmくらい
コチュジャン 大1/2くらい
白だし 大1/2くらい
  1. モロヘイヤは固い茎を取り除き、さっと茹でて水気を絞り、包丁でよく叩きます。
  2. 器に入れ、葱のみじん切り、コチュジャンと白だし(量はお好みで調整)をいれて混ぜます。完成

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