ゼンマイ (ぜんまい)

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W zenmai4041」。Wikipedia で発表。

ゼンマイ に含まれる主要栄養素

栄養素名 カルシウム カリウム カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC 食物繊維
100g含量 - - - - - - - -
一日
所要量
- - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (g)

ぜんまいの呼び名由来についてご存知ですか?

新芽の渦巻きから平面の上の渦巻きになっているものをぜんまいと称しています。
ぜんまいばね(機械要素)がその代表例で、ぜんばいばねを略したものをぜんまいと呼びます。

語源は「千巻き(せんまき)」に由来する説、銭巻であり、巻いた姿が古銭に似るからという説があります。

ぜんまいは、漢字表記では「薇」です。
多年生シダ植物のゼンマイ科です。

旬の時期はいつ?

ぜんまいは全国で採れ、地方により時期に開きがありますが、九州の3月中旬頃に始まり、本州では4月中旬から5月始めに旬を迎え、東北や北の地方が旬を迎えるのは6月初旬です。
生えてる場所は違いますがワラビとほぼ同じ時期に生えます。

ぜんまいの栄養成分や効能

食物繊維やビタミンA・Cが豊富で、干したものは生に比べてビタミン類は減りますが、たんぱく質とカリウムが増えます。

生の場合、造血作用や、胃粘膜の保護によいビタミンB群の一種・葉酸が豊富なこともあり、貧血予防の民間薬に使われています。

抗酸化作用と免疫力強化に効果のあるビタミンAとCを多く含むので、生活習慣病から風邪まで幅広い病気の予防が期待できます。

不溶性の食物繊維は便の量を増やして腸を活発にし、有害物質を体外へ排出してくれます。
干しぜんまいには、生の6〜7倍という豊富なカリウムが含まれています。

カリウムには塩分を排出し、血圧を安定させる効果があります。
薬効は動脈硬化、がん予防、胃潰瘍・胃炎、便秘、貧血、風邪予防です。

ぜんまいの形や特徴など

山野に生え、水気の多いところを好み、渓流のそばや水路の脇などによく出現し、かつてはサツキなどとともによく生えていました。

ぜんまいの頭に綿毛が付いているものはまだ若い芽とされ、灰汁が強いのが特徴的です。
そのまま食べることはできないので、灰汁抜き¥が必要です。

ぜんまいの代表的なレシピ

日本では山菜の代表格として、ワラビと並んで有名です。

若い葉は佃煮、お浸し、胡麻和え、煮物、ナムルなどにするのが一般的です。
ぜんまいのカロリーは、100g29カロリーで、1本辺り1カロリーです。

家庭における保存方法

ぜんまいを保存する場合は、アク抜きしたものを水に浸したまま冷蔵庫で保存します。

水を毎日変えれば1週間は大丈夫です。
また、そのまま天日に干して乾燥保存する方法もあります。

天日干しすれば栄養価も高くなりオススメです。天日に干し、室内に取り込むたびに手でよく揉むのがポイントです。

保存の目安(保存期間・賞味期限)
冷蔵:1週間
冷凍:1ヶ月
常温(干しぜんまい):1年

店における食べ頃

ぜんまい(薇)は、若芽の先がクルクルと円形に丸まった様子が、丸いお金のように見えることから、「銭巻き」から「ぜんまい」と呼ばれるようになったといわれています。

旬は、3月から6月です。 白い綿毛をかぶり、つぼみのひらいていないものが食べ頃です。ぜんまいはアクが強いので、熱湯に重曹か塩を入れてゆで、水にさらしアク抜きをします。

ぜんまいはそのままお浸しにしても美味しいですが、和え物やナムルにしても美味しいです。
煮物などにもよく、油揚げと共にだしと醤油味で煮たものはおばんさいとしても美味しい一品です。

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